鷹の目とアリの目

よくある相談シリーズ。
「コノ商材ライバル店で○○万売れたらしいです。
うちも扱った方がいいですかね?」

‥‥質問されている意味がよくわからない。
ライバル店の真似がしたいのだったら私に質問しなくてもいいよね。
コノ商材を扱えばうちも○○万うれると期待するなら、ありえん期待だよね。
‥・で?何がしたいの?

「いえ。このチラシを出しただけで○○万売れたらしいです」

‥‥‥いえ?
同じチラシをだしたら○○万売れるか知りたいって事?

「まあ。そうです」

なんぢゃいそら(苦笑)
そんな答えでよいなら答えるよ。
‥‥ズバリ囗‥‥売れません。

「え一一一?!」

えーーーー?!って(苦笑)
当たり前やん。
店が違うんだから。同じことして同じ結果出るわけないやん。

店が違うって事は客が違うってことだよ。
まったく同じ作りで商材で並びであっても人は同じにならん。
売り子さんもお客さんも人。
売り子とお客が違ったら、同じ事したって結果は違う。
商材や建物は定数だけど、人は変数だからね。

そこに店の歴史が大きく関係してくる。
地域商売は
その地域でどのくらいの知名度があるかで
同じ商材をあつかっても売り上げが違ってくるもんさ。

もし。
その店が地域での知名度をあげていたら
どんな商材でもある程度売ってしまうもんだ。

その時に
地域浸透するにあたって使ったスタイルが
テクニック的に多少まずかったとしても
それで浸透しているのだから効果が出るんだ。

それなのに
ライバル店と同じ事をやって
今更売れるわけがない。
鷹の目とアリの目。

よく言われることだけど‥一
鷹が上空から見下ろすように物事の全体を見て
アリの視線が目の前の事に集中しているように物事を突き詰めていく。
こうしたバランスが商売には必要だなって
近頃つくづく思うわけで。

テクニックだけに傾倒しやすい人がいるけれど
ソレをやったから効果があったんじゃなくて
ソレが効果的な状況にあった、が正解だろう。

うまくいく店は何やってもうまく行く。
そりゃ鷹の目がしっかりしているから
目的地も歩く道も明確で
それに必要な道具を間違えていないからね。

雪道あるくのにカンジキは必須だけど
海水浴には必要ないもんな。

画期的な成長剤をつかったら大きな実がなったとしても
それがトマト用だとしらないで
ニワトリに使っても意味がない。
意味がないどころか逆効果ってもんだ。

鷹の目とアリの目。
意識してみて。