目の前のお客様から育てることを始めよう

山田の基本は
「どの業種でも使えるノウハウ」です。

それでもメガネ屋はちょっと違うんです。
理由は商材の特徴にあるんだけどね。

仕入れするときにフレームもレンズも材料なんだよね。
個人の技術である視力測定(検眼っていうと怒られるんだよ…)
のノウハウ使って材料を店内で組み立てていく。
半製造業なんだよ。

製造業の方はおわかりでしょうが
材料費の積み重ねだけでは儲からないのよね。

商売はなんであれ、仕入れた価格より高く売るのが基本だから。
材料を製品にするときに「人」がかかわる。

この人の技術はいくらなの?
技術商材の方達は、人によって値段がちがう。
カリスマ美容師さんとかね。
それと同じ。

製造業の部分を内在している商材であれば
人の値段が大切なのさ。

だからメガネの儲け率は店単位で変えられる。
(これが当店が生き残ることが出来た理由の一つ)

メガネ業界を激安ショックが襲ったとき
多くの人達は「安さ」ばかりに目が行っていたけれど
山田は「わかりやすさ」に仰天した。

メガネって買ったら一体いくらになるの?と思うほど
最後の最後まで価格が分からない構造だったのよ。
それがスッキリしたもんな(笑)

まあ。そこは置いておくとして。
当時の業界は「人」の価値値段だった部分をバッサリ切っていった。
技術力に値段は付かないとばかりに。

そうして…当然人が関わらないと儲けが出ない。
でもソコ、ゼロ円にしちゃったし…

じゃあ材料であるフレームやレンズという物の値段押さえよう?
ってことで安売りのための安い商品が作られていく。

なんだかさ。
逆雪だるまだって思った記憶がある。
転がせば転がすほど小さく削られていく雪だるま。

心がつれぇ‥‥

メガネ屋業界ほど個人店が技術勉強に熱心な業界はないのにね。
そこに価値を。価値には相応の値段を。

お客様育成を間違えてしまった業界。
それでも人は考えを変えて学ぶ生き物なんだ。

目の前のお客様から育てることを始めよう。
まだまにあう。そう思っている。