接客にお手紙に売込みに、チラシにPOPに交渉に、セールストークにダイレクトメールにキャッチコピーにSNS投稿にと使いまわしています。一つの言葉が作れたら、各種方法や媒体で使いまわすだけです。
こんな中で、どうしても苦手なのがキャッチコピーでした。コピーライターになれる!みたいな講座にも通いカリスマセールスコピーライターにも習いました。でも、コピーライターみたいにはなれませんでした。そもそもの実力がないという部分は置いておいて・・・今考えれば当たり前です。
私は自分の専門があり、店舗仕事も満載こなし、コピーライターの修行に命はかけられませんでした。でも、だからこそ身についた「お客様との雑談から生まれた言葉の並べ方の工夫」に出会えました。例えば、「お客様の言葉を、そのままキャッチコピーにする」だけです。接客仕事の宝物は、目の前にお客様が存在することです。お客様との会話は宝物がつまっています。商品を欲しいと思った理由、同じような商品が並んでいるなかで手に取ったポイント、この商品で何を解決したいのか。これらを、他のお客さまにも伝えてみると、私も私もと続いて購入する人が現れるのが店頭です。