はじめてのデジタル広告メリットデメリット

2022年12月24日

「デジタル広告やって見たいけど、よくわからなくて怖いからできません」

このような相談が増えています。そこで、デジタル広告っていったい何? メリットは?デメリットは? という質問にお答えします。

・チラシや地域情報誌広告といったアナログ広告との違い
・デジタル広告ってどんな種類があるの?
・SNS広告とGoogle広告って何が違うの?
・いろんなデジタル広告のなかで自社にはどれが最適なの?
・デジタル広告ってどうやって作るの?
などにお答えしていきます。

デジタルアレルギーですか? でも、デジタル置いてけぼりでは商売は生き残れなくなってきています。

まずは、デジタルをなぜ「怖い」と感じるのか考えてみましょう。
それは、アナログと同じ状況でも使われている言葉が違うからです。
言語が違うと、同じ人間でも最初は怖いと感じるものです。でも片言でも言葉が分かりだすと親しみを覚えますよね。それと同じで、デジタルアレルギーは、言葉が分かればほぼ解決します。

知らない言葉を見かけたら、Googleで調べてみましょう。
今は何でもスマホで簡単に答えが得られます。お客様も同じです。悩み事や困りごと、興味をもったことは、何でもすぐにスマホで調べます。このときスマホ上に情報が出てこない店は、世の中に存在しないのと同じです。
だから、ホームページ、Googleビジネスプロフィール、ブログ投稿、SNS投稿などが必須なのですね。

デジタル広告を知ることは、車の操作に似ています。

車の運転を知らないからできない

習っても最初はできない

考えながらなら段々できるようになる

慣れてしまえば自動運転のように当たり前にできる

デジタル広告も同じです。
まずは、知りましょう。次に習いながら実践しましょう。最終的には自分一人で運用できるようになります。

デジタル広告は、SNSのアカウントやGmailなどのデータを利用した広告です

デジタル広告は、個人の特定はされませんが「どういった特徴をもったひとが、どんな行動をするか」というデータを利用して、広告が表示されるものです。
広告の画像や文章をクリックすると、必ずweb上の別サイトにつながる仕組みが基本です。

…ひょっとして、いまこの時点で、頭がもうろうとしていますか?
だとしたら、デジタル置いてけぼり状態かもしれません…

デジタルは苦手。ただそれだけでデジタル広告をやっていないとしたら、とても損をしていると思います。
やみくもに広告するのではなく、的確に自社商品に興味をもっている人にだけ広告を表示できるのがデジタル広告です。地域限定で広告を出せます。無駄がありません。

おおくの地域のライバル店は、まだまだデジタル広告をやっていません。一日でも早く取り入れられることをお勧めします。小さな個人店が地域一番店になっている事例も沢山あります。

Instagram、Facebookに投稿したら「この投稿を広告しませんか」と誘われます。これは罠です

デジタル広告には2種類あるってご存じですか?

■簡単にだせる方法
■面倒な初期設定、タグ埋め込み、リンク先設定が必要な面倒な方法

InstagramやFacebookに投稿すると「この投稿を宣伝しましょう」などと誘ってきます。ここから広告を出すととても簡単に出せますが、AIの恩恵が得られない広告です。デジタル広告の利点は、AIのデータが使える所ですが、ここが使えない広告はただ広告料を取られているだけ…に近いです。
google広告も、簡単な方法と、本来の難解な方法があります。やはり、広告出稿後に使える数値データに差があります。

デジタル広告がややこしくなった元凶はiPhoneにある

スマホやPCで検索して、どこかのサイトに飛ぼうと思うと「続行するにはCookieを有効にしてください」とか「情報を送信してもいいですか」などと表示されることがあります。これは、iPhoneの個人情報の取り扱いポリシーが変更された影響で、このことがデジタル広告の世界に大打撃を与えました。

そこでMeta社などデジタル広告のおおもとは対抗策として、pixelやタグを埋め込む対抗策を考えだしています。このおかげでデジタル広告はややこしさが増しています。が、同時に進化もして工夫すれば効果が得られるようにもなっています。

基本的なおさらい。アナログ広告とデジタル広告(web広告)の違い

アナログ広告は、掲載する(折込する)場所と内容と日付を決めて運用します。一回限り、資金も事前に全額支払いです。
対してデジタル広告は、掲載してみて反応が数値化されたものを見て内容を変更しながら続けることが出来ます。広告料は「クリック単価」と呼ばれ、広告が表示されるだけは無料、クリックされた分だけ後からクレジットカード払いが基本です。長く続けることでAIがデータ収集をしてくれて、広告費用も安くなっていく変動型の広告です。

地域密着型店舗にオススメの代表的なデジタル広告の種類

デジタル広告は種類が増えていきつつありますが、地域密着型店舗にオススメの広告は下記になります。

・リスティング広告
・SNS広告
・ディスプレイ広告
・動画広告

■そして、Googleの新しい広告【PMAX広告】が優秀です!

Google広告は6種類あるのですが、通常はそれぞれに広告出稿をするので、設定が果てしなく面倒、ターゲット設定などの思考も負担がかかります。ですが、新しいPMAX広告は、これだけでAIが6種類のうちどこに出したらいいかを自動で行ってくれる優れものなのです。
ただし、6種類すべてに出稿することが出来るように6種類分の素材を用意する必要があります。ですが、そこを鑑みても一押しの広告です。

お客様の行動パターンごとに、最適なデジタル広告は違います。

A:今すぐ買い物をしよう!もう買う物が決まっている!という人は、楽天やAmazonなどの購入サイトで商品を探します。
B:漠然と欲しいジャンルがきまっているけど、これから調べようという人は、GoogleやYahoo!で検索します。
C:欲しい思っていないけど興味がある投稿をよんだり探したりするのはSNSです。

上記のうち、地域密着型の来店型店舗は、BとCに広告をするべきです。
来店して欲しいのだからAの通販は広告を出す場所ではありません。

Bに広告を出すと、欲しいジャンルは決まっているが明確になっていない人に広告が表示できます。
Cに広告を出すと、欲しいとも思っていない人に「へぇ~これいいなぁ」と見込み客となってもらえます。

■SNS広告の補足をします。


InstagramやFacebookなどのSNSは、登録するときにアカウントという会員登録番号を持ちます。このアカウントごとに行動を記録され分析されています。Aさんはどんな投稿をみているか、いいねするか、フォローしているかなどです。この情報をもとに、「だったらこの広告に興味があるはず」と、アカウントに狙って広告を表示しているのです。

この分析データは優秀です。あなたの店のFacebookページやInstagramに「いいね」や「フォロー」した人、それらの人に似ている人、に広告を表示します。
アナログ広告が、無作為にばらまかれるのに比べると無駄がありませんね。

当たりはずれの理由をAIが教えてくれる

チラシや情報誌広告は、出した後に、当たった外れたといった理由を自分たちで考えなくてはいけません。それこそ「カン」の世界です。これに対してデジタル広告ではAIが、情報収取→データ分析してくれるので、長期運用することがコツです。デジタル広告をだして一週間でやめてしまうなどはもったいないのです。最低でも3週間はデータ収集期間です。そのご教えてもらえる数字を分析して当たっている所は伸ばし、外れている所は修正を繰り返し長期運用するのがデジタル広告です。

様々な「データ分析ツール」を利用します。

デジタル広告はターゲット選びが最重要

漠然とした広告はデジタルでもアナログでもヒットしません。必ずターゲットを決めて作成します。
特にデジタル広告は、このターゲットが明確であればあるほど表示回数が増え、来店につながる「自然検索」へとつながります。

デジタル広告はアナログ広告に比べると、来店購入につながるまでにタイムラグがあります。お客様の都合があったときに来店するからです。言い換えると、本当に必要になり欲しいと思うまでのあいだ見込み客を育成できるのがデジタル広告の強いの一つといえます。

地域密着型店舗であれば、LINE公式アカウントへの登録を即すことも忘れずに伝えましょう。
LINE公式アカウントに登録してもらうと、自動的に配信されるステップ配信と組み合わせると、見込み客教育が自動化されます。

ターゲットが明確になれば、ターゲットの悩みが想像でき、ターゲットの知りたいことを広告に活かせます。

下記に、デジタル広告を考える時に一番最初に使うツールをお見せします。
シンプルですが、この表が明確に言い表す一言で埋まると広告は大成功します。

上記の表が埋まったら、下記の部品を作りましょう。
デジタル広告には、広告画像もしくは文章をクリックすると誘導されるwebページ(ランディングページ)が必要です。階段をひとつづつ丁寧に上るイメージで必要な部品を用意しましょう。

デジタル広告は「品質」を意識して作成する

デジタル広告には「ターゲット選定と、ターゲットに合った広告内容か、リンクしたwebページとの整合性はあるか」もAIに点数化されます。そしてこの広告品質の点数が、広告表示回数や良い場所への表示にとつながります。せっかく広告をだすのだからと、何でもかんでも詰め込みたくなりますが、そこはぐっと我慢して、明確な目的に絞って広告作成をしましょう。

実際に広告運用で集客しているマーケッターと一緒に広告運用をしませんか。

一人で苦手なデジタルに取り組むのは不安なものです。
デジタル広告のやりかただけ学んでも、いざ自店でやろうとすると細かい部分がわからなかったりするものです。確実に効果の出るやり方を身に着けるには、実際に自店のデジタル広告を運用する実戦形式で学ぶのが効率的です。

株式会社ごえん の 商売繁盛オンライン塾では「デジタル広告個別支援コース」を常時受け付けしています。
(満席の時は、1~2か月お待ちいただくことがあります。ご了承ください)

■下記作業を弊社にて行います(一部、広告主様にての作業が含まれます。やり方はお教えします)

 SNS・Google・Yahoo! を中心とした 広告コースデジタル広告の やり方を学びたいコース
開設手続きビジネスアカウント設定 ビジネススーツ設定 ドメイン認証取得 Facebookピクセル設定 タグマネージャー設定 お支払い設定お願い など左記作業のやり方を、実際に行いながらお教えします  
テーマ決め~部品作成広告テーマ決め
↓ 部品作成
・10枚画像、本文、キャッチコピー ・ランディングページ作成 ・広告用動画作成(写真利用) 検索ワード選定 広告用文章複数作成 広告用画像サイズ別作成 など
左記作業のやり方を、実際に行いながらお教えします  
広告出稿~広告管理出稿作業 (審査結果を受けて修正対応あり) 広告管理 ・数値計測 ・ブロックリスト作成 ・除外キーワード設定 ・広告疲労対策として新画像作成 ・ランディングページ等の修正 など左記作業のやり方を、実際に行いながらお教えします  

■デジタル広告は、請負型となります。
・6カ月間に合計6種類の広告作成と出稿と管理を行います。
(毎月55,000円×6カ月=330,000円)
・最初の30~90日は部品作成期間になりますので、実際に広告出稿できるのは2カ月目以降になります。
・広告主様のホームページが、広告出稿に適していない場合は、ランディングページ環境用意費用が別途発生します。コースお申し込み時に、コース開始前に事前に適しているかを調べさせていただきます。
・上記費用のほかに、純粋な広告費用が発生します。
(クレジットカードが必要です。毎月の予算は1広告につき5,000円~25,000円を推奨しています)

■デジタル広告は、6カ月間連続のコースです。終了月に、特にお申出が無い限り契約は自動更新されます。

商売繁盛オンライン塾での「はじめてのデジタル広告の成功例」もご覧ください

地域密着型店舗で、はじめてデジタル広告をやってみるのは勇気が必要です。だから、ぜひ成功事例も知ってほしいのです。

■成功事例のブログを参考にしてください。https://goen5.com/blog1/2022/12/23/post-61/

このブログは、株式会社ごえん の 地域商店コンサルタントの山田文美が書いています。