商売人のお悩み相談室

「手を替え品を替え工夫する」のが商売です。「手」と「品」という道具を手に入れるのが学び、その道具を使って工夫するのが「商売の才能」です。

学びの順序は
1.知る
2.工夫してやってみる
の2つです。

 知るだけでは不十分です。「商売の学び」の答えはたった一つ、利益を出して会社、店を存続させることです。そのためには工夫が必要になります。

商売で成果を挙げるためには、売上げにつなげる方法をたくさん見つけ出すことが必要です。

それがうまく出来るかどうかが、学びを成果につなげられるかどうかを左右します。学びは答えを出すための道具といっても良いでしょう。その道具は多い方が有利です。足し算しかできないよりは、掛け算を知っている方が早く答えにたどり着くのと同じです。

どういうことか具体的に考えてみましょう。

 1という数字から10という答えにたどり着くまで、1を10回足し続けるよりも、1に1回だけ10を掛ければ簡単に早く答えに行き着きます。学びとは計算の手段を多く手に入れることで、その数字をどう使うかが工夫です。ところが、商売は単純ではありません。算数と違い厄介な問題が発生します。算数では決められた数字が勝手に変化することはありません。ところが、商売では購入価格も、客数も、その結果できる売上げも全ての数字が常に変化するのです。お客さまが買うかどうかはお客さまの都合で決まり、販売側には決定権がありません。常に未知数だから、いつ変化するか分からない数字で儲けを出さなくてはいけないのです。

商売とはこうした変化する数字、「変数」と「変数」の組み合わせです。暗記勝負の受験勉強に、商売につながる答えはありません。

 学んだ先に答えがあると思っている限りは、どれだけ新しい手法を学んでも成果にはつながりません。商売には絶対的な正しいやり方はないのです。言うなれば、何度も何度も道具の組み合わせを替えて試すゲームのようなものです。手にした道具を使いこなすには、誰だって何回も練習しますし、自分なりの工夫を重ねます。
 この工夫こそが「商売の才能」なのです。あなたは、商売の才能がないのではなく、まだ使ってもいないのだと思います。たくさん学び、手にした道具が手になじむまで工夫を重ねましょう。しっくりきた頃には成果につながっている事でしょう。

A:「商売の才能」を、まだ使ってもいないのです。

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人柄が伝わればお客は安心する

チラシに自分のキャラや秘密を載せることを、恥ずかしがる方がいますね。でも、恥ずかしいから効果があるのです。自分をさらけ出すと、自分に共感するお客が寄ってきます。

 買物方法の多様化が止まりません。自宅の居間でインターネット購入、テレビショッピング、カタログ通販、外出先でのスマートフォン、リアル店舗に専門家を招いての催事など。消耗品は自動発注で利便性が進み、販売員は機械でもいいのではとさえ錯覚します。
 それでも町の店はなくなりません。販売員は、その魅力によって同じ人であるお客を引き付けるからです。販売員の個性も、買物の多様化の一つです。

入店しない理由のトップ 販売員の人柄が不安

「ヒトはヒトが怖い生き物」といわれますが、群れで、複雑な社会で暮らすほど人を必要とします。週刊誌やテレビのゴシップネタは常に注目されます。良くも悪くも、他人が気になるのです。
 初めての店舗に入ることを躊躇する理由のトップが「何も買わずに無事出てこられるだろうか」です。店はそれほど恐ろしい場所ではないと思いますが、よく知らない人に接客されるのが怖いのです。大型店が入店しやすいのは、人と人の距離が遠いからです。町の店は狭いので、お客と販売員が近くて縄張りが重なり、相手を知らないと近寄れません。怒られないか、バカにされないか、けんもほろろに扱われないか、などと心配するのがお客です。
 人は自分の体も心も傷つけられたくありません。販売員の人柄を知り、好ましいと感じれば近寄っても大丈夫だと理解し、「この人に会いたい」と好奇心が湧きます。恐れは人を遠ざけますが、好奇心は人を積極的にします。

人柄が伝われば店に行きたくなる

他人が気になって仕方ない「人」、お客は、販売員のキャラクターを知ると好奇心を刺激されます。店に行って、この販売員に会ってみたいと思います。そして実際に行動します。
 岐阜県の某時計店では、販売員の趣味や、日常の出来事を中心に書いたチラシを新聞に折り込みました。見た映画の感想や、お気に入りのレモン水の作り方、お客に教わった地域情報、家族旅行の話などが書かれています。
 すると、店の向かい側の電柱の陰から店をのぞく人が続出しました。ショーウインドー越しに店内をのぞく人と、目が合う回数も増えました。商品と価格だけをチラシに載せていたときには、何の反応もありませんでした。なのに、内容を販売員の日常に変えた途端、注目度が一気にアップしたのです。町を歩いていて「チラシ読んだよ」と声掛けされることも増えました。それでも、入店までにはなかなか至りません。
 新規来店した人たちには、共通点がありました。時計の電池交換や修理、新規購入といった、店に用事のある人たちです。外から店の中をうかがう人は、用事がないのにわざわざ足を運んだ人たちだと気付きました。
 そして、修理依頼する人の中にも、少し変わった点がありました。普段は時計を使わない人が、わざわざ修理が必要な時計を家で探してきて、来店したのです。今まで存在すら忘れていた時計を、使いもしないのに修理に持ってくる理由は、「チラシを書いた人に会ってみたい」からでした。

入店しやすくする口実商品の効果

チラシを書いた人を見るためだけに店の前まで足を運び、用事があれば入店します。そこで、チラシにもうひと工夫しました。用事がなくても入りやすくするために、購入しやすい”口実商材”を載せたのです。販売員が日常自分用に購入している菓子を、仕入れて販売すると告知しました。すると、かつてない新規来店数となりました。
 もちろん時計店ですから、菓子だけ売っていては経営は立ちゆきません。入店したお客に声を掛け、自店商材を知ってもらう会話を交わし、名前と連絡先を教えてもらいます。
 一般に、新規客は声掛けしても反応が薄く、ましてや個人情報を気安く教えてはくれません。でも、販売員の人柄をチラシで知り、好感を持って来店しているお客とは会話が弾み、名前や連絡先も喜んで教えてもらえます。

自分のキャラを出す 恥ずかしいから効果あり

従来のチラシは商品と価格が中心です。販売員の個人的な好みや日常の出来事などは、「書いてはいけない」と思われていました。実は、「書いてはいけない」ではなくて「書かなくても物の求心力で売れていた」だけです。
 物を手に入れる方法、買物が多様化し、やっと人柄を前面に出すようになりました。入手方法に困らなくなったのだから嫌いな人から購入する必要がなくなり、「誰から買うかを選べる」時代になったのです。当然、好きな人から買いたいと思うのが人の常です。
 買物が多様化した状況では、他(の入手方法)との違いをアピールしなければ選んでもらえません。その一つとして、世界でたった一人の販売員、つまり自分は、この店にしかない貴重な資源で、何よりも伝えたい特徴です。
 人柄のアピール方法は「こんなことチラシに書いてもいいのか」と思うくらいのカミングアウトが効果的です。
 滋賀県の某薬店の店主が、自分の病気体験談をチラシに書く際に「これで俺は明日から恥ずかしい思いをする」と覚悟を決めました。すると、来店したのは共感してくれたお客ばかりで、何も恥ずかしいことはありませんでした。本当の秘密まで書く必要はないのです。”友達と道で擦れ違ったときに話す”くらいのちょっとした近況報告で十分です。
 人は好ましいと思った人とだけ友人になります。同様に、チラシに共感した人だけが来店しますから、初対面でも気の合う新規客が集まりますよ。

「誰が書いたか」明確に 従来にない効果も

チラシで「書き手が誰か」を明確にすると、お客の信頼性が上がります。
 愛媛県の某酒店で、チラシに店主の顔写真とともに、海外のワイン生産者を訪ねた際の旅行記と、その口実商品として一本のワインを載せました。配布日は大型台風が直撃したのですが、次々と新規客が来店、おすすめの商品以外も購入されました。名前や連絡先も喜んで教えてくれ、その後DMを送付し、さらに購入につながりました。商品と割引価格だけの従来のチラシでは、あり得ないことでした。

「私は思う」「私は感じる」「主語+感情」形式で書く

人柄を感じてもらいたいときは「主語+感情」という形で書きます。「私は」という主語から始まる文章は、読み手に反感を持たれることなく受け取られるのが利点です。
 愛知県の某表具店では、従来のチラシは主語を使わず特徴などの説明だけでしたが、それを見た同業者から抗議の電話をもらっていました。そこで、内容は変えず、主語をつけて思いを伝えるように改めたところ、それに対する感想や応援が届くようになりました。

特定個人を想定、一人の人に向けて書く

チラシは多数の人に向けて配布します。だからつい「皆さん」などと、大勢に向けた書き出しになりやすいのです。ですが、読み手はいつも一人。実際の個人を想定して書いてみましょう。
 北海道の某美容室では、全てのサービスを伝えるチラシを改め、”くせ毛に悩むAさん”に向けて語り掛ける内容に変更しました。もちろん、実際には全ての髪質に対応できます。しかし、あえて一つだけを伝えたのです。結果は、くせ毛以外の人の来店も増えたのでした。
 特定の人を想定して作るチラシは、理解されやすく反応が良くなります。思い切って、チラシで個人的な好き嫌いや日常を書いてみましょう。口実商品を載せるのもお忘れなく。

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 「お客が減った」

 このように、よくいわれます。それは日本の総人口が減ったからという単純な話ではありません。お客が買物をする目的に大きな変化が起きて、顧客ピラミッドの形を変えてしまったのです。

顧客ピラミッドは逆さ画鋲に形を変えた

 これまでのマーケティングで定説として語られてきた「顧客ピラミッド」は、顧客数が下段から上段へと均等に減っていく考え方でつくられています。最下段を「見込み客」だとしたら、「来店客」「お試し購入客」「リピート客」、そして最上段の「常連客」へと客数は均等に減っていきます。
 下段を「安価品」としたら、中段は「普及価格品」、上段は「高額品」。下段を「必需品」としたら、上段は「贅沢品」、下段を「利便性」としたら、上段は「嗜好性」となります。
 こうした顧客数は段階的に均等に絞り込まれていくという見立ては、現状にそぐわなくなってきました。お客は最下段と最上段だけとなって、中段がごっそりなくなり、顧客ピラミッドは逆さにした画鋲の形になりました。実は”減ったお客”とは、ピラミッドと画鋲を重ねた差の部分のことです。

中途半端な店は、お客から選ばれなくなりました。中間層だったお客は、逆さにした画鋲の平たい部分の大多数か、針先端の少数へと移動して、存在しなくなったのです。
 中間層が存在しているのなら、幾つかの顧客層ターゲットを狙って複数の購買ポイントを打ち出せば、何かはヒットしていました。ところが中間層が消失したことにより、中小店のターゲットは針の先ほどの少数になってしまったのです。
 生半可なターゲット選定では、販促を打ってもハズレばかりです。針先端のトンガリの少数と、画鋲のように二極化した「画鋲の時代」が始まっています。

無難から逸脱して針先端のトンガリをつくる

 平たい部分の大多数のお客は利便性に重きを置きます。ネットショッピングでは、自宅に取り寄せ後にお客側の都合で返品しても送料無料といったサービスも台頭してきていますから、実店舗で商品確認してからネットで購入するショールーミングは一気に減りました。
 しかし、こうした状況の中でも実店舗はなくなりません。お客が中小店に求めるのは、無難さよりも店のトンガリだからです。
 ある女性衣料品店には、黒色の服の在庫がほぼありません。多くの同業店が無難な黒色を多めに品揃えする中で、この店は「黒色が本当に似合う人はとても少ないので、少しの在庫でも大丈夫」と言い切ります。
 そこは、お客一人一人に合わせた、着るだけできれいに若く見える”色の魔法を売っている店”なのです。店内にあふれている色とりどりの洋服は、まるで衣裳部屋のようです。お客が勝手に洋服を選ぶのではなく、スタッフが3階建ての店内から、似合う色、柄、形の服を集めてきて提案してくれます。
 お客は、自分だけだったら選ばない服を着ることになり、思いもよらなかった人からも褒められます。こうした体験を通して、この店のファンになっていきます。これが無難を捨てた針先端のトンガリなのです。

平たい部分の消費は近場 針先端は生活圏を飛び出す

 私が住んでいる人口5800人の過疎地にも、大手チェーンが複数出店してきています。コンビニ3店、ホームセンター3店、ドラッグストア1店、スーパーマーケット1点、さらに建築中の複合型安売り店1店と、こんなに乱立して成り立つのかと心配になるほどです。しかし、これらが地元中小店に取って代わったのだとしたら、過疎地にも消費は確実にあることが分かります。
 画鋲の平たい部分の消費は、お客が住んでいる地域で行われます。より安価な実店舗が過疎地域にまで出店してきていますし、自宅や通勤途中にスマホでも買物できるからです。必需品は日常生活のついでに購入されます。買物行為は切り取られているわけではなく、生活の一部なのです。必需品の買物はできるだけ手間暇をかけずに早く効率よく済ませ、楽しみに時間を使いたいのです。

2017.10“画鋲の時代”にモノを売る-04


 人は必需品だけあれば生活できますが、それだけでは心は満たされません。“足りない何か”が満たされたら、次の何かを満たしたいと行動します。物が手に入りにくかったときは物を、物が充足したら心を満たしてくれる店を求めて移動するのです。
 必需品なら欲しい物は分かっていますが、心を満たしてくれる何かは、お客もまだ知らないのです。この状態がよく分かる言葉は「何か良いものがないかなと思って来た」というお客の一言です。
 実店舗は店主のアピール場所であり、お客はそのアピールを期待しています。このアピールによって、必需品を”必要ないけれど心を満たしてくれる物”、すなわち嗜好品へと変化させ、「針先端の購買」を生み出します。
 針先端の購買は日常生活圏とは関係なく行われます。心を満たしてくれる実店舗には、近くからも遠くからもお客が来ているのです。今後、実店舗は人口減少に合わせてますます減少していくでしょう。そのとき、針先端のトンガリのない店は淘汰されていくのです。
 インターネットの普及により、情報は距離には関係なく広がります。そうなると、遠い近いは関係なくなり、お客は針先端のトンガリを持つ店を見つけたら心の充足を求めて飛行機に乗ってでも行きたいと思うのです。

実例:飛行機に乗って買物にきてもらえる布団店

 鹿児島・姶良市の「ふとん店」は、自店ホームページを通じて手作りの綿布団を売っています。その綿布団を納品する荷物には、自店の布団に対する思いをつづったチラシを同封、後日あらためて手書きのお礼状を送ります。すると、「この布団を作った人に会いたい」と飛行機に乗って来店する人がいるのです。
 まるで買った商品に魂を入れるように、作った人に会いに行く旅行です。同店の商品数は非常に限られていますが、一つ一つが選び抜かれた品揃えなので、お客は満足して他商品も買って帰ります。
 布団は今住んでいる近くでも買えるし、指一本でスマホで注文したら、遠くからでも自宅に届けられるのに、わざわざ旅行に行って買うのです。針先端のトンガリを持つ店は旅行の目的にまでなるのです。
 衣料品店でも眼鏡店でも美容室でも、「不便だけどここがいいの」と言われるトンガリのある店へは、近くからも遠くからもお客がやって来ます。無難さではなく、針先端のトンガリになりましょう。

針先端のトンガリ天ではお客は買物の時間を楽しむ

 図表④は針の長さに注目です。この長さは商品購入に至るまでを楽しむ時間の長さです。必需品ですら焦って買うお客は減っています。必要なだけをその日に買えば事足りるからです。
 お客にとって利便性以外で商品を購入するかどうかのポイントは、その過程で自分をどれだけ楽しませてくれたかどうかで決まります。焦らないお客は、じっくりと商品や店を他と見比べ、知らないことを知るために時間を使い、そんな自分を丁寧に扱ってくれる体験を通して心を充足させていきます。
 「丁寧に扱われる」とは、チヤホヤされることではありません。いつも変わらぬ一貫したメッセージに触れられることと、笑顔で迎えられることの2つがそろうと、丁寧に扱われる感じがするのです。
 ある美容室は「お客さまは、おしゃべりを楽しみに来店されます。髪を切るのはついでです」と言い切ります。お客は今の店と他店を比べてみたいから、特に店に対する不満がなくても他店にも行くそうです。そして必ず自店に戻ってきて「他の所に行ってみて分かったわ。この店には、話を聞いてもらいに来ているのよね」と報告してくれます。
 それからは他店へ行くことはなくなり「カットやカラーは一カ月に一回しか出来ないから、頻繁に店に来られない」と残念がります。そこで一万円トリートメントを始めてみました。これならカットやカラーをしなくても、話を聞いてもらいたくなったら予約できるからです。もちろん一万円に相当する技術は提供しています。ですが、お客にとって技術が優れているのは当たり前としか理解されません。
 同業店の多くは技術こそお客に選ばれる自店の売りだと思い込んでいるのに、この店は横並びから「技術は当たり前、それよりも店内で過ごす時間に、楽しいおしゃべりをしてもらう」という針先端のトンガリを持っているからお客に選ばれています。

お客は「何でもいいからとにかく必要」という買物の場合、商品を安さで選びます。あなたの店は「ただ空腹がおさまればいい」「取り合えず着られればいい」と利便使いされる店なのか、「これを試してみようかという高揚感」や「これじゃなきゃ駄目なのという愛着」で選ばれる店なのか、どちらでしょうか。
 あまり時間は残されていません。どちらの道を進むのか決断し、歩み始めるときです。

実例:ナショナルブランドの仕入れをやめて、自分たちが美味しいと思った商品を全国から探して品揃えしている家族経営の小さなスーパーマーケット。
追記:取材後「優良経営食品小売店等表彰」にて、農林水産大臣賞を受賞されています。

デジタル広告

「デジタル広告やって見たいけど、よくわからなくて怖いからできません」

このような相談が増えています。そこで、デジタル広告っていったい何? メリットは?デメリットは? という質問にお答えします。

・チラシや地域情報誌広告といったアナログ広告との違い
・デジタル広告ってどんな種類があるの?
・SNS広告とGoogle広告って何が違うの?
・いろんなデジタル広告のなかで自社にはどれが最適なの?
・デジタル広告ってどうやって作るの?
などにお答えしていきます。

デジタルアレルギーですか? でも、デジタル置いてけぼりでは商売は生き残れなくなってきています。

まずは、デジタルをなぜ「怖い」と感じるのか考えてみましょう。
それは、アナログと同じ状況でも使われている言葉が違うからです。
言語が違うと、同じ人間でも最初は怖いと感じるものです。でも片言でも言葉が分かりだすと親しみを覚えますよね。それと同じで、デジタルアレルギーは、言葉が分かればほぼ解決します。

知らない言葉を見かけたら、Googleで調べてみましょう。
今は何でもスマホで簡単に答えが得られます。お客様も同じです。悩み事や困りごと、興味をもったことは、何でもすぐにスマホで調べます。このときスマホ上に情報が出てこない店は、世の中に存在しないのと同じです。
だから、ホームページ、Googleビジネスプロフィール、ブログ投稿、SNS投稿などが必須なのですね。

デジタル広告を知ることは、車の操作に似ています。

車の運転を知らないからできない

習っても最初はできない

考えながらなら段々できるようになる

慣れてしまえば自動運転のように当たり前にできる

デジタル広告も同じです。
まずは、知りましょう。次に習いながら実践しましょう。最終的には自分一人で運用できるようになります。

デジタル広告は、SNSのアカウントやGmailなどのデータを利用した広告です

デジタル広告は、個人の特定はされませんが「どういった特徴をもったひとが、どんな行動をするか」というデータを利用して、広告が表示されるものです。
広告の画像や文章をクリックすると、必ずweb上の別サイトにつながる仕組みが基本です。

…ひょっとして、いまこの時点で、頭がもうろうとしていますか?
だとしたら、デジタル置いてけぼり状態かもしれません…

デジタルは苦手。ただそれだけでデジタル広告をやっていないとしたら、とても損をしていると思います。
やみくもに広告するのではなく、的確に自社商品に興味をもっている人にだけ広告を表示できるのがデジタル広告です。地域限定で広告を出せます。無駄がありません。

おおくの地域のライバル店は、まだまだデジタル広告をやっていません。一日でも早く取り入れられることをお勧めします。小さな個人店が地域一番店になっている事例も沢山あります。

Instagram、Facebookに投稿したら「この投稿を広告しませんか」と誘われます。これは罠です

デジタル広告には2種類あるってご存じですか?

■簡単にだせる方法
■面倒な初期設定、タグ埋め込み、リンク先設定が必要な面倒な方法

InstagramやFacebookに投稿すると「この投稿を宣伝しましょう」などと誘ってきます。ここから広告を出すととても簡単に出せますが、AIの恩恵が得られない広告です。デジタル広告の利点は、AIのデータが使える所ですが、ここが使えない広告はただ広告料を取られているだけ…に近いです。
google広告も、簡単な方法と、本来の難解な方法があります。やはり、広告出稿後に使える数値データに差があります。

デジタル広告がややこしくなった元凶はiPhoneにある

スマホやPCで検索して、どこかのサイトに飛ぼうと思うと「続行するにはCookieを有効にしてください」とか「情報を送信してもいいですか」などと表示されることがあります。これは、iPhoneの個人情報の取り扱いポリシーが変更された影響で、このことがデジタル広告の世界に大打撃を与えました。

そこでMeta社などデジタル広告のおおもとは対抗策として、pixelやタグを埋め込む対抗策を考えだしています。このおかげでデジタル広告はややこしさが増しています。が、同時に進化もして工夫すれば効果が得られるようにもなっています。

基本的なおさらい。アナログ広告とデジタル広告(web広告)の違い

アナログ広告は、掲載する(折込する)場所と内容と日付を決めて運用します。一回限り、資金も事前に全額支払いです。
対してデジタル広告は、掲載してみて反応が数値化されたものを見て内容を変更しながら続けることが出来ます。広告料は「クリック単価」と呼ばれ、広告が表示されるだけは無料、クリックされた分だけ後からクレジットカード払いが基本です。長く続けることでAIがデータ収集をしてくれて、広告費用も安くなっていく変動型の広告です。

地域密着型店舗にオススメの代表的なデジタル広告の種類

デジタル広告は種類が増えていきつつありますが、地域密着型店舗にオススメの広告は下記になります。

・リスティング広告
・SNS広告
・ディスプレイ広告
・動画広告

■そして、Googleの新しい広告【PMAX広告】が優秀です!

Google広告は6種類あるのですが、通常はそれぞれに広告出稿をするので、設定が果てしなく面倒、ターゲット設定などの思考も負担がかかります。ですが、新しいPMAX広告は、これだけでAIが6種類のうちどこに出したらいいかを自動で行ってくれる優れものなのです。
ただし、6種類すべてに出稿することが出来るように6種類分の素材を用意する必要があります。ですが、そこを鑑みても一押しの広告です。

お客様の行動パターンごとに、最適なデジタル広告は違います。

A:今すぐ買い物をしよう!もう買う物が決まっている!という人は、楽天やAmazonなどの購入サイトで商品を探します。
B:漠然と欲しいジャンルがきまっているけど、これから調べようという人は、GoogleやYahoo!で検索します。
C:欲しい思っていないけど興味がある投稿をよんだり探したりするのはSNSです。

上記のうち、地域密着型の来店型店舗は、BとCに広告をするべきです。
来店して欲しいのだからAの通販は広告を出す場所ではありません。

Bに広告を出すと、欲しいジャンルは決まっているが明確になっていない人に広告が表示できます。
Cに広告を出すと、欲しいとも思っていない人に「へぇ~これいいなぁ」と見込み客となってもらえます。

■SNS広告の補足をします。


InstagramやFacebookなどのSNSは、登録するときにアカウントという会員登録番号を持ちます。このアカウントごとに行動を記録され分析されています。Aさんはどんな投稿をみているか、いいねするか、フォローしているかなどです。この情報をもとに、「だったらこの広告に興味があるはず」と、アカウントに狙って広告を表示しているのです。

この分析データは優秀です。あなたの店のFacebookページやInstagramに「いいね」や「フォロー」した人、それらの人に似ている人、に広告を表示します。
アナログ広告が、無作為にばらまかれるのに比べると無駄がありませんね。

当たりはずれの理由をAIが教えてくれる

チラシや情報誌広告は、出した後に、当たった外れたといった理由を自分たちで考えなくてはいけません。それこそ「カン」の世界です。これに対してデジタル広告ではAIが、情報収取→データ分析してくれるので、長期運用することがコツです。デジタル広告をだして一週間でやめてしまうなどはもったいないのです。最低でも3週間はデータ収集期間です。そのご教えてもらえる数字を分析して当たっている所は伸ばし、外れている所は修正を繰り返し長期運用するのがデジタル広告です。

様々な「データ分析ツール」を利用します。

デジタル広告はターゲット選びが最重要

漠然とした広告はデジタルでもアナログでもヒットしません。必ずターゲットを決めて作成します。
特にデジタル広告は、このターゲットが明確であればあるほど表示回数が増え、来店につながる「自然検索」へとつながります。

デジタル広告はアナログ広告に比べると、来店購入につながるまでにタイムラグがあります。お客様の都合があったときに来店するからです。言い換えると、本当に必要になり欲しいと思うまでのあいだ見込み客を育成できるのがデジタル広告の強いの一つといえます。

地域密着型店舗であれば、LINE公式アカウントへの登録を即すことも忘れずに伝えましょう。
LINE公式アカウントに登録してもらうと、自動的に配信されるステップ配信と組み合わせると、見込み客教育が自動化されます。

ターゲットが明確になれば、ターゲットの悩みが想像でき、ターゲットの知りたいことを広告に活かせます。

下記に、デジタル広告を考える時に一番最初に使うツールをお見せします。
シンプルですが、この表が明確に言い表す一言で埋まると広告は大成功します。

上記の表が埋まったら、下記の部品を作りましょう。
デジタル広告には、広告画像もしくは文章をクリックすると誘導されるwebページ(ランディングページ)が必要です。階段をひとつづつ丁寧に上るイメージで必要な部品を用意しましょう。

デジタル広告は「品質」を意識して作成する

デジタル広告には「ターゲット選定と、ターゲットに合った広告内容か、リンクしたwebページとの整合性はあるか」もAIに点数化されます。そしてこの広告品質の点数が、広告表示回数や良い場所への表示にとつながります。せっかく広告をだすのだからと、何でもかんでも詰め込みたくなりますが、そこはぐっと我慢して、明確な目的に絞って広告作成をしましょう。

実際に広告運用で集客しているマーケッターと一緒に広告運用をしませんか。

一人で苦手なデジタルに取り組むのは不安なものです。
デジタル広告のやりかただけ学んでも、いざ自店でやろうとすると細かい部分がわからなかったりするものです。確実に効果の出るやり方を身に着けるには、実際に自店のデジタル広告を運用する実戦形式で学ぶのが効率的です。

株式会社ごえん の 商売繁盛オンライン塾では「デジタル広告個別支援コース」を常時受け付けしています。
(満席の時は、1~2か月お待ちいただくことがあります。ご了承ください)

■下記作業を弊社にて行います(一部、広告主様にての作業が含まれます。やり方はお教えします)

 SNS・Google・Yahoo! を中心とした 広告コースデジタル広告の やり方を学びたいコース
開設手続きビジネスアカウント設定 ビジネススーツ設定 ドメイン認証取得 Facebookピクセル設定 タグマネージャー設定 お支払い設定お願い など左記作業のやり方を、実際に行いながらお教えします  
テーマ決め~部品作成広告テーマ決め
↓ 部品作成
・10枚画像、本文、キャッチコピー ・ランディングページ作成 ・広告用動画作成(写真利用) 検索ワード選定 広告用文章複数作成 広告用画像サイズ別作成 など
左記作業のやり方を、実際に行いながらお教えします  
広告出稿~広告管理出稿作業 (審査結果を受けて修正対応あり) 広告管理 ・数値計測 ・ブロックリスト作成 ・除外キーワード設定 ・広告疲労対策として新画像作成 ・ランディングページ等の修正 など左記作業のやり方を、実際に行いながらお教えします  

■デジタル広告は、請負型となります。
・6カ月間に合計6種類の広告作成と出稿と管理を行います。
(毎月55,000円×6カ月=330,000円)
・最初の30~90日は部品作成期間になりますので、実際に広告出稿できるのは2カ月目以降になります。
・広告主様のホームページが、広告出稿に適していない場合は、ランディングページ環境用意費用が別途発生します。コースお申し込み時に、コース開始前に事前に適しているかを調べさせていただきます。
・上記費用のほかに、純粋な広告費用が発生します。
(クレジットカードが必要です。毎月の予算は1広告につき5,000円~25,000円を推奨しています)

■デジタル広告は、6カ月間連続のコースです。終了月に、特にお申出が無い限り契約は自動更新されます。

商売繁盛オンライン塾での「はじめてのデジタル広告の成功例」もご覧ください

地域密着型店舗で、はじめてデジタル広告をやってみるのは勇気が必要です。だから、ぜひ成功事例も知ってほしいのです。

■成功事例のブログを参考にしてください。https://goen5.com/blog1/2022/12/23/post-61/

このブログは、株式会社ごえん の 地域商店コンサルタントの山田文美が書いています。

デジタル広告

地域住民をお客様とする「地域密着型商売」の大きな悩みは「集客」です。

商売を支える土台は「客数」です。
どんなに商品力があっても、技術力があっても、接客力があっても、目の前にお客様がいなくては一円の売上にもなりません。集客の為に従来はアナログ広告が主流でした。新聞折込チラシ、合同チラシ、地域情報誌などです。ところが、新聞購読者が減り続け、地域情報誌は廃刊が続き、合同チラシは壊滅で、チラシポスティングもお断りのマンションやビル、地域が増えて集客は本当にむつかしくなりました。

つまり。お店を知ってもらう方法がへったことが集客に多い苦影響しているのです。

新型コロナの影響で、人々は何でもスマホで調べるのが当たり前になりました。60代以上でもスマホ保有が普通です。だから、スマホで調べられたときに情報が表示されない店は、世の中に存在しない店と同じ…になったのです。なれないSNS投稿は続かないし、ホームページを作っても見られないし、いったいどうしたらいいかという相談が増えています。

先日も「補助金も使って300万円でホームページ作ったんですけど、見られていないようだし、来店にもつながらないんです」という相談がありました。

そこで、デジタル広告を使ってホームページへの来訪者を増やしました。その数字をお見せしますね。

■宝石時計販売店様
・新しいホームページの一日の平均訪問数はリピーターばかり20名ほどでした
・FacebookとInstagramへの広告をはじめ20日間で385人の新規訪問に成功
・その結果、HPやLINEからの問い合わせが増え、来店にもつながりました
・広告料は30,793円でした。

従来は新聞折込チラシや地域情報誌への広告で毎月30万円くらいつかっていました。
土日の既存客集客しか出来ていなかったのに、平日にも新規客が来店する変化が起きました。

私は、3つのリアル店舗と、3つのECショップ運営をしています。過疎地ですがデジタル広告のおかげで集客が出来ています。

デジタル広告の利点は、長く続けて行うと広告費用が安くなっていくことです。

ある動画広告は、2年ほど続けることで、1人の人を1円でECショップへ誘導できています。最低価格なのでやめる理由がありません。毎月5,000円ほどで300名以上がECショップへ来てくれているのです。ありがたいなぁと毎月数字を眺めています。
立地の悪いカフェも、SNS広告で来店数が20%アップしました。

私は、電車も配線になった過疎地で商売をしています。
どんどん人口減少が進むなかで地元住民だけでは商売は成り立ちません。
だから都会から集客し、全国各地へ通販しなくては売上が作れません。
でも、全国、都会に広告することなんて、いったいいくらかかるのか?その方法すら思い浮かびませんでした。

ところが、FacebookやInstagram、Google、Yahoo!といったデジタル広告がこの悩みを解決してくれました。

■デジタル広告が解決してくれること
・立地が悪い店舗でも、お客様が調べて来店につながる
・立地が悪くてもGoogleビジネスプロフィールが道案内してくれる
・来店前に下調べ済みなので買う気できてくれる
・ド田舎からでも全国に通販できる
・アナログ広告は、新聞購買数減少や地域情報誌の廃刊などで広告場所そのものが減っていて費用対効果が合わないが、デジタル広告で地域の新規客が見つかり、アナログ広告よりも効率的に予算が使える

この手法を、同じようにアナログ広告では集客が難しくなってしまった店舗さんにお教えして実践してもらっています。

地域の薬局さんのライバルは病院です。薬機法も難しくなっていくので宣伝が難しく、どこで買っても同じ薬はドラッグストアの安売りに勝てません。ですが、これらでも解決しない悩みや症状を店頭相談に来てねというデジタル広告で新規集客がふえるのです。

新型コロナの営業で大打撃を受けたレストランが、高額テイクアウトの販売に成功しています。店内コースの平均単価が、コロナ前の9,000円から12,000円へと大きく単価アップしています。

新聞折込チラシの反応がゼロになってしまった便利屋さんが、デジタル広告を始めて効率よく集客販売しています。コロナの影響で営業も難しくなっていた所で、営業マンをデジタル広告に切替えました。

デジタル広告は数値化できるので、広告のどこを直したらより反応がとれるのかが明確に分かる

下記のグラフは、広告画像を変更したことで、一気にクリック数が増えたものです。
アナログ広告はでは、どこが良かったか悪かったかと想像するしかありませんが、デジタル広告は数値化されるので、どこを変更したら良くなるのかが明確で、広告費用の効率化ができます。

自社で大工職人を抱えている建築会社さん。ものすごく良い内容のブログを書いていました。でも、だれにも読まれていないのです。そこでデジタル広告でブログページの訪問者数をふやすことで、ホームページからの問い合わせが増え成約につながっています。営業マンがいないのが弱みだと思っていましたが、デジタル広告があれば営業マンがいらないと気が付きました。

デジタル広告とアナログ広告の違いをまとめてみました。どちらもメリットデメリットがあります。

どちらが優れているかという視点ではなく、それぞれの特徴を知ってください。
どちらにも良さがあるので、正解は両方同時に行うことです。ですが、アナログ広告の効果が落ちてきているのであれば、まずはデジタル広告を行いスマホを使うのが当たり前のお客様への認知拡大を目指しましょう、その結果、自発的なスマホ検索で、HPやグーグルビジネスプロフィールの表示につなげるのが効果的な広告予算の使い方です。

デジタル広告は、カンではなくAIが効果計測を数値化してくれます。

チラシや情報誌広告の内容はどうやって考えていますか?
ほとんどの方が、カンで作られていると思います。広告の結果も、当たったとか外れたとか、やっぱりカンで決めています。だから、広告を出すたびに、あてずっぽうで毎回悩まなくてはいけません。

でも、デジタル広告ならAIの力が使えます。担当者のカンではなく、AIが数値化してくれ、これほど便利なことはありません!
例えば、広告に使う画像、どれがいいなか?と迷ったとき、デジタル広告なら安価にテストが出来ます。A/Bテストと言いますが、どの画像がいいか?をAIが判断してくれるのです。実際にやってみた実例をお見せします。

下記の画像3つのうち、どれが一番反応がとれて成約につながるのか?と悩みました。
そこでデジタル広告でA/Bテストを12日間やって見ました。
私は一番左の画像がいいのでは?とカンで思っていましたが…テストしてみた結果は一番右端の画像が表示数も結果も抜群でした。実は、地味な画像だったのでやめようと思っていたのですが、やめなくてよかったです。

AIが反応の良い画像を教えてくれたのです。そのおかげで費用を効率的に使えました。

デジタル広告は、スマホの中の看板です。しかも、しょっちゅう書き換えられる看板です。
SNS投稿を頑張っても一日5回投稿何てとうてい続けられませんし、フォロワーが多くても成約につながることは本当にすくないと嘆く人が多いのです。
右端の画像は、12日間で2648回も表示されました。一日5回投稿するより圧倒的に表示され多くの人の眼にとまりました。SNS広告は、自分のアカウントのフォロワーに最初に表示されやすいのです。つまり、SNSアカウントを育てる本当の目的は、広告を効果的な人に表示させるためのメディア育成なのです。SNSを頑張っているならSNS広告をやらないのは片手落ちですし、SNS投稿が面倒ならSNS広告をやる方が有効ということです。

デジタル広告は、お店に来店可能な地域限定で広告が出せます。

しかも、AIデータを利用して、そもそもあなたの広告商材に興味がある人にだけ表示するので無駄がありません。スマホを見ている人に看板効果で、自発的にホームページやグーグルビジネスプロフィール、SNS投稿を検索させることが出来ます。
デジタル広告を出したことで、ホームページからの問い合わせ、Googleビジネスプロフィールをみての来店、Facebookページからの問い合わせ、LINE公式アカウントへの登録が増えます。

デジタルとアナログは脳の使い方が大きく違います。

デジタルはルールに乗っ取った部品を数多く作成し、ルール通りに設定する必要があります。このハードルがあるので大変ですが、だからこそライバルはまだやっていません。地域で一番店になれる可能性がデジタル広告にはあります。

一人で悩むより、一緒に取り組みませんか。

地域密着型店舗こそ、デジタル広告に挑戦してみて欲しいです!
ライバルより先に、こっそりお客様のスマホにアピールしましょう。

■新規出店のエステ店が、デジタル広告から一回の単価2万円で毎月リピートしてくれる新規客を集客しています。
■ホットペッパービューティーなどのクーポンサイトを一切やめた美容院が、デジタル広告で予約で満席です。
■住宅地立地の整体屋さんがデジタル広告からホームページに飛ばし、毎月新規客が6~10名来ています。
■家具屋さんがデジタル広告で、新築マンションの購入客を集客しています。

デジタル広告のやり方も学びたい方。実際の広告で実践しながら覚えていただけます。

デジタル特有の考え方と部品構築は、実際にやってみることで一番早く習得できます。
私の会社には、7歳からマーケティング実践しているコンサルタント、自分でも実践しているマーケッター、現役のイラストレーター、プログラマーなどが社内に在籍しています。デジタル広告に必要な、ホームページ、ランディングページ、画像作成、文章作成、Googleビジネスプロフィール運用、LINE公式アカウント運用など、ちょっとした質問にもお答えしながら、デジタル広告運用のお手伝いをしています。

オンラインと電話等で直接やりとりをさせていただくのは主にこの二人です。

デジタル広告個別支援コースは常時募集しています。(満席の時は、1~2か月ほどお待ちいただくことがございます)

■下記作業を弊社にて行います(一部、広告主様にての作業が含まれます。やり方はお教えします)

 SNS・Google・Yahoo! を中心とした 広告コースデジタル広告の やり方を学びたいコース
開設手続きビジネスアカウント設定 ビジネススーツ設定 ドメイン認証取得 Facebookピクセル設定 タグマネージャー設定 お支払い設定お願い など左記作業のやり方を、実際に行いながらお教えします  
テーマ決め~部品作成広告テーマ決め
↓ 部品作成
・10枚画像、本文、キャッチコピー ・ランディングページ作成 ・広告用動画作成(写真利用) 検索ワード選定 広告用文章複数作成 広告用画像サイズ別作成 など
左記作業のやり方を、実際に行いながらお教えします  
広告出稿~広告管理出稿作業 (審査結果を受けて修正対応あり) 広告管理 ・数値計測 ・ブロックリスト作成 ・除外キーワード設定 ・広告疲労対策として新画像作成 ・ランディングページ等の修正 など左記作業のやり方を、実際に行いながらお教えします  

■デジタル広告は、請負型となります。
・6カ月間に合計6種類の広告作成と出稿と管理を行います。
(毎月55,000円×6カ月=330,000円)
・最初の30~90日は部品作成期間になりますので、実際に広告出稿できるのは2カ月目以降になります。
・広告主様のホームページが、広告出稿に適していない場合は、ランディングページ環境用意費用が別途発生します。コースお申し込み時に、コース開始前に事前に適しているかを調べさせていただきます。
・上記費用のほかに、純粋な広告費用が発生します。
(クレジットカードが必要です。毎月の予算は1広告につき5,000円~25,000円を推奨しています)

■デジタル広告は、6カ月間連続のコースです。終了月に、特にお申出が無い限り契約は自動更新されます。

■デジタル広告のやり方も学べるコースもあります

デジタル広告のやり方も学びたい場合は、実際に広告出稿をしながらお教えいたします。
上記費用に毎月プラス44,000円となります。
・やり方も学べるコース 毎月99,000円(55,000円+44,000円)×6カ月=594,000円

■お申込、お問合せは電話、HP問い合わせ、からしていただけます。
0573-64-8881 株式会社ごえん (平日10時~17時)

■HPからのお問い合わせはココをクリックしてください。

https://goen5.com/contact/

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一時間しっかり施術と気持ち良いサービスを受けました。

先日、新規オープンした美容室に行ってきました。
ココでの体験をシェアしたいと思います。

スマホで「美容室」と検索して、Googleビジネスで見つけたお店でした。
Googleビジネスで作れるHPもあり、店の様子が写真から伝わってきました。
オシャレな店舗、ラフだけどオシャレなお兄さんが一人でやっている美容室でした。
電話でカットを予約すると一時間ほどで終了すると言われ出かけていきました。

・お兄さん美容師さんはソフトで失礼なく丁寧に接客してくれます
・最初にカルテ用に住所氏名等を記入
・同時に、施術希望や、マッサージの強さ等も記入

そしてカウンセリングでカット内容を決めます。
丁寧なシャンプートリートメント
首筋をホットタオルで丁寧にふいてくれて
首肩頭を気持ちよくマッサージ
サクサクとカッコよく望み通りにカット

一時間ピッタリに終了!

満足です。

さて。私が一時間かけて施術していただいた料金はいくらでしょうか?

実は、予約した時に料金を確認するのを忘れていました。
高額ということもあるのでカード払いできるといいなあと思いながらでかけると、入口に使えるカード一覧表示、QRコード払いもできると書いてあり安堵しました。

最後にお支払いをお願いしました。
そして、驚く金額を提示されました!

「3,800円です。初回割引き1割引きになりますので、今日は3,420円になります」

お~・・・安い・・・
私の感覚では小学生価格でした。

消費者としては安くて嬉しいのですが、経営者としては心配になるレベルのお安さです。

カット料金が3,800円ではなく、一時間3,800円だからです。
プレイヤーは一人だから、それ以上に時給が増えることはありません。
シャンプーなどの店販品も並んでいましたが勧められることはありませんでした。

お店は新築です。小さいとはいえ一戸建て。
美容室は、水回り設備と椅子など専用設備が意外と高額です。
材料費はすくないかもしれませんが返済金額まで考えると時給3,800円はかなり不安です。
お子さんもおられるので家計費も独身のようなわけにはいかないでしょう。

こんな時に、私の友人も同じ美容室に行ったことが判明。
そこで聞いてみました。
「何をしてもらって、何時間でいくらだった?」

答えは…
「シャンプー、トリートメント、マッサージ、カット、パーマで、三時間で8,000円だけど紹介割引してもらって7200円だったよ」と。

定価の8,000円で考えても時給2,666円ですね?!
私のカットだけよりも、さらにパーマ技術もプラスしたのに時給が安くなってしまいました・・・

メニュー価格を、ライバル店と比べて決めてはいけません。

時々、下記のような相談を受けます。

「ライバル店にはできない技術の新しいトリートメントを始めます。他所のトリートメントの平均価格が2000円程度なので、うちは1800円にして新技術ってしようと思うんですがどうでしょうか?」

そこで質問を返します。
「そのトリートメントの所要時間は何分ですか?」
「えーっと? だいたい2時間くらいです」
「ということは、時給900円ですね?」
「え???」

スタッフの時給以下のサービスを始めるのはどうかと思いますが?
と伝えるとやっとで「考え直します」とお答えいただけます。

ライバルと内容が違うのに
ライバルより安くするしか集客方法が思いつかないのは問題です。

いっそのこと同じメニュー名もやめたらいいのになぁ。

薄利でもお客様が沢山来たら大丈夫?

薄利多売という言葉があるくらいですから、お安くして沢山集客出来たらいいのかもしれません。

でも、私たちは年を取ります。
人口減少の流れはハッキリしていて顧客数が減ることを想定して、メニューと金額を決めるべきでしょう。
スタッフも年を取ります。特に、技術業種の方は体を酷使しますからね。
年をとっても、へっていく人口数でも、ちゃんと儲けが残るように技術に値段を付けたいのです。

たしかに金額がお安いと、消費者としては嬉しいです。

でもね。
100%の人が期待しているかといえば…そうじゃないのも事実です。

最初安くスタートして、途中で値上することは簡単ではありません。

価格設定は悩み深きものです。
自分の時給はいくらか? 本当はいくら欲しいのか?
そんなことも考えてみてください。

株式会社ごえん
地域商店コンサルタント
山田文美


デジアナマーケティング

デジアナマーケティングって何だろう?

アナログマーケティングとは、チラシやダイレクトメール、紙媒体情報誌への広告、電話する、FAXする、個別訪問するといった販売促進方法で新規集客と購入を即すものです。
これに対して、デジタルマーケティングとは、ホームページ、ブログ、各種SNS(Instagram、Facebook、Twitter、noteなど)、動画配信サイト(Youtube、LINEVOOM、TikTokなど)、ランディングページ、SNS広告などを利用し、新規集客と購入を即します。
このアナログのやり方と、デジタルのやり方を組み合わせたものを、デジアナマーケティングといいます。

アナログだけのノウハウで頑張るが、効果は右肩下がり…

ここに3つの店があります。どの店もGWに店頭イベントを企画しています。

A店はアナログパワー満載です。
DMを作りこみます。新聞折込チラシも商圏をしっかりカバーします。
情報誌広告も目立つ位置を押さえました。
アルバイトをいれて顧客名簿すべてに電話をかけ来場予約を取り付けます。
上顧客には自宅訪問し頭を下げます。
でも、チラシもDMも外れることもあります。
どこが悪かったのか?自分たちで考えても答えは分かりません。

とにかく顧客を追いかけまくり心が折れそうです。
新規集客ができないので既存顧客に押売状態できらわれてしまい失客していきます。
既存顧客は高年齢化して、どんどん減っています。
もう打つ手が思い浮かびません。

デジタルだけのノウハウで最先端のつもりだったけれど気が付いたら価格とサービスの競争に巻き込まれている。

A店に対し、B店はデジタル中心の販売促進をしています。

ネット広告費用を落とすと、あっというまに集客も売り上げも減ってしまいます。
お客様はネット上で価格もサービスも他店と比べます。
ホームページやブログなど検索対策を意識していても、突然web上のルールが変更されることもあり、システムに振り回されてしまいます。自分たちの強みは何だったかと迷子のように感じることもあります。
キャンペーンと称して割引を入れ続ける悪循環にはまっています。

デジタルとアナログを上手に組み合わせて集客数アップ、売上も短期で挽回!

C店では、デジタルとアナログの両方を取入れています。

【アナログ】イベントをしらせるダイレクトメールを作ります。

【デジタル】DM作成の様子を写真と動画にとって、LINE公式アカウントで「GWのイベント案内のお手紙を作っています!期間中だけの特別価格案内や、3日間だけのお楽しみワークショップ、予約来店すると人気の北海道お土産が当たる案内も入っています。届いたらすぐに見てくださいね」とメッセージを送ります。

【アナログ+デジタル】事前にお知らせしているので、DMの開封率がアップします。DMの中には「LINE公式アカウントで予約すると、北海道お土産だけじゃなく、さらに当日だけ利用できる特別クーポンも手に入ります」と案内しているので、予約取りが、お客様側から自発的に行われます。

【アナログ】予約を貰ったお客様にお礼の電話をかけます。強引な集客電話ではないので喜ばれます。お客様自身で予約をいれているのでイベント参加率がアップします。

【デジタル】SNSでイベント紹介、動画を使って見る楽しさも演出するので、Googleで検索され、Googleビジネスプロフィール表示により来店につながります。

【アナログ+デジタル】清潔な店舗、笑顔のお出迎え、専門性の高い接客により信頼を感じてもらえ、LINE公式アカウントへの友だち登録がスムーズ。

【デジタル】LINE公式アカウントに友だち追加されると、自動的にステップメッセージが配信され、お客様教育が始まり、お試購入や次回イベントへの参加率がアップします。

このように、お客様とのつながりが自動的に生まれています。
デジタルとアナログを組み合わせるだけで、接触回数は自動的に増え購入率もアップします。
そして、そもそも良い商品サービスですから、一度使っていただければ良さを実感していただけリピート率が安定します。

人は、困りごとや興味がわくと、まずはスマホで検索します。

ちょっと調べてみようは、スマホで検索するの同意語です。

スマホで調べてみて、そこに出てこない店舗は世の中に存在しないのと同じです。
知らない商品を買う方法は無いし、知らない店で買う方法もないのです。

ネット上に自店の情報がどれだけ多くでてくるか? ここが新規集客の大きなポイントです。
アナログのチラシ、情報誌広告では、デジタルへ誘導することに力を注ぎます。

SNS投稿だけ頑張っていても集客や販売にはなかなかつながらないのが実情です。
キレイなホームページをつくっても検索表示されるのは簡単ではありません。
アナログツールも、デジタルツールも全てをつなく必要があります。

スマホで検索→SNS情報やニュース記事が表示される→Googleが「その悩みだったら、この店がおすすめだよ」とGoogleビジネスプロフィールでアナタの店をエコヒイキ表示してくれる→リンクしてあるホームページを確認する→SNSへのリンクから定期的に情報チェックする癖がつく→来店したらLINE公式アカウント登録で何度もの接触がはじまる→LINE公式アカウントのステップ配信機能で自動的に顧客教育ができる。

アナログだけだと、お客様を探し続ける必要があります。
デジタルだけだと、ライバルと比較されつづける辛さがあります。
デジアナだと、良質な客層が自らアナタの店を探して来店してくれます。

デジタルは魔法ではありません。たんなるツールです。
だから、良い商品サービスをもっている店舗こそ利用して欲しいのです。
なのに、なぜか詐欺まがいの商品サービスの所が、まさしく口先三寸でデジタルを利用します。

アナログのデメリットは、費用が高額になりやすい所です。でも、思いもよらなかった上質な客層を連れてくることがメリットです。電気も電波も機器も必要ないのもメリットです。
デジタルのデメリットは、操作方法を覚える必要があることです。でも、一度覚えたら、やるほどに簡単になっていくのがメリットです。費用がゼロ円から比較的安価で収まるところも良いですね。

デジタルとアナログを組み合わせましょう。
地域密着型店舗にとって都合の良い時代になりました。

新規客に再接触できることを最初に考えます。
LINE公式アカウントは、名前や住所を聞く必要がありませんから、再接触に適したツールです。
だから、まずはLINE公式アカウントを整備しましょう。

次にGoogleビジネスプロフィールを整備します。
無料ですが、Googleい自分の店舗をエコヒイキ紹介してもらうチャンスが生まれます。
検索で有利になるように、HPやブログの整備と同時に勧めるのがお勧めです。
Googleビジネスプロフィールは、スマホ検索からの新規客アップにつながります。

最後にアナログのチラシとDMを整備します。
アナログツールはデジタルツールへ誘導するのが得意ですから、先にデジタル整備をしてからアナログ利用することで無駄が減ります。

アナログは経費がかかるので、デジタルと組み合わせることで経費の有効利用にもつながります。

ごえん の デジアナマーケで、客数アップと売上短期挽回が叶います!

株式会社ごえん の 個別コンサルティング、商売繁盛オンライン塾は、デジアナマーケで客数と売上upにつながります。
デジアナマーケのコンサルティングってどんな感じかな?
自分にはどんなアドバイスがもらえるのかな?
効果ありそうかな?コンサルタントと気が合うかな?
などと心配や確認したいことがあるでしょう。

デジアナマーケを知っていただく無料セミナーを毎月開催しています。

LINE公式アカウントに登録いただくと、無料30分オンライン相談をご利用いただけます。

株式会社ごえん の HPも覗いてみてください。

デジアナマーケティングで、あなたの店舗も客数アップ、売上短期挽回となることを願っています。
地域商店コンサルタント 山田文美




広告の基本

自分の商品サービスを、必要な人に、最適な方法で伝える。これが広告の基本です。

何かを伝えようと考え始めると、自分が伝えたいコトを主役にしがちです。
こんな良いサービスあるよ、この商品はすぐれている、素材やスペックが優秀だよ、等。
でも、ちょっと考えて欲しいのです。
アナタは商品やサービスを購入するとき、欲しくないものを購入しませんよね。
欲しいか欲しくないか分からない段階で購入することもないはずです。
必ず「欲しい」と思ってから購入しています。

欲しくないものは、どれだけ安かろうと便利だろうと購入しません。
究極、無料だろうと欲しくありません。
物を捨てるのにお金がかかる時代ですものね。

では、「欲しい」をもう少し深く考えてみましょう。

人は、困りごとや悩み、興味が発生すると、調べるという行為をします。
昔は本や雑誌で調べるのが主流でした。
今でもよく行われる調べ方は、友人知人に聞いてみる、でしょう。
そして、今の主流はスマホで調べることです。

人は、困りごとや悩み、興味が発生するとスマホで調べるのです。
だから、デジタルも使ってお知らせすることは必須です。
かといって、デジタルだけが有効ではなく、アナログのチラシや看板、情報誌広告なども有効です。
デジタル手法を使ったとしても、文章力は必要ですし、動画配信するにしても構成力も必要です。

デジタルは魔法ではなく、道具の一つです。
反応の有るチラシは、デジタルツールを使って投稿しても反応があります。
逆もしかり。反応の有るデジタル投稿内容は、チラシに置き換えても反応が取れます。
アナログチラシでも、デジタル投稿でも、伝える文章や写真、ターゲット選定と構成は基本的に同じです。
先方に伝えたいコトを、電話でつたえるのか?手紙でつたえるのか?LINEで伝えるのか?Instagramで伝えるのか?Youtubeで伝えるのか?会いに行って伝えるのか? 

この違いがあるだけです。

伝えたい内容+伝える媒体。広告はこの2つの組合せです。

デジタルでもアナログでも効果が出ないのは「何でもあるよ」「何でもできるよ」と伝えてしまったときです。

物資が不足している時は、何でもあるよ、何でもできるよ、が効果的です。
人口がどんどん増え続けていた時代は、そうでしたね。

広告の流行は時代と共に変化します。
それは、最終ユーザーの生活変化に影響されます。

物が少ない時は、沢山あるよ、何でもあるよと伝えるだけで集客できました。
物が充足してくると、ここにしかないよといった限定が効果的でした。
でも、インターネットが台頭してくると、店舗数はあっというまに膨れ上がりました。
物があふれてしまったのです。同時に人口が減り始めました。
人々はモノに困ることは無くなってしまいました。そうすると限定効果もなくなります。
だって、半年待っていれば次の限定商品が発売されるのだから。
ひょっとしたら待っていた方がもっと良い機能がついて価格も安くなるかもしれません。

モノに困る人はいなくなったけれど、困りごとは減らない。
広告で語るべきは「困りごとの解決方法」です。

チラシでも、SNS投稿でも、ページでも、物を語ってはいけません。
こう言うと簡単そうですよね?
ところが、自分の商品サービスがどんな困りごとを解決しているのか、を明確に言える人は案外少ないのです。


私は、販売現場の人に多くのインタビューを繰り返すのが仕事の一部です。
「アナタの商品を購入する人は、どうしてコレを買われるのですか?」
この質問に、明確に答えられるのは、お客様の悩みを解決するためにコミュニケーションをとっている人だけです。
彼らはモノを売っていません。お客様の困りごとや悩みを解決する方法をお勧めしているだけです。

この状況を紙面やwebページに、時間軸の通りに再現します。広告の基本的な構成を知ろう!

チラシでも、webでも、広告の基本的な構成があります。

1、悩みそのもののキャッチコピー
2、1の悩みを持っている人への共感の言葉
3、1の悩みの原因や解決しなかった理由
4、3の状態は、当店にお任せください!と力強く伝える
5、解決方法を素人でも分かりやすい言葉で説明する
6、商品サービスと価格を知らせる
7、取ってほしい行動(webへの誘導や、来店の予約、電話して欲しいなど)
8、店名と住所、電話番号と営業時間定休日、地図と駐車場案内

上記の順番でチラシやwebページを作成しましょう。

いつもご自分が作成している内容と比べてください。
広告する商品サービスは、基本的に1つだと気が付いてほしいのです。

広告は、悩みが主役。
その悩みを解決する方法が商品サービス。

伝える順番を間違えないようにしましょう。
広告はターゲットを絞るのです。
ぎゅうぎゅう、ぎゅうぎゅう、悩み事にそって絞り切ります。

お客様は専門家にお金を払いたい。


お金をかけるんだから沢山のことを伝えたい。
それは、私も分かります。つい、そう思ってしまいます。
でも、それでは反応が無いのです。
お客様は専門家にお金を払いたいからね。

例えば、アナタがメガネ屋さんだとします。
メガネの専門家だからどんなメガネも作れます。
でも、お客様は、初めての遠近両用専門家とか、度数の強いメガネ専門家とか、かけていることを忘れてしまうかけ心地のメガネフィッティング専門家とか、どんな専門家で、どんな悩みを解決してくれるのかを教えてくれ!と思っているのです。

メガネ屋だから、メガネに関する悩みはどの店舗でも解決できます。
でもお客様は素人だから、そうは思わないのです。

始めての遠近両用専門の店舗です。と広告すると、ターゲット客から反応が取れます。
それと同時に「私は遠近両用は必要ないけれど、老眼鏡は作れますか?」といった反応も増えます。
絞り切ったターゲットに、明確な専門性を広告すると、広告の内容をよく理解してもらえます。
人は、広告の内容をしっかり理解して、それからやっとで、自分は何に困っているかしら?どんな悩みがあるかしら?と考え始めるのです。

だから。
広告は、ターゲットを絞り切って、その人の悩みを明確にして、その悩みの解決法として商品サービスを紹介しましょうね。

チラシやSNS広告。まずは無料相談にお申し込みください。
アナタの商品サービスを「こんなのが欲しかったの!」と待っている人に向けて広告するお手伝いをしています。

株式会社ごえん
地域商店コンサルタント
山田文美(やまだあやみ)