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Q:顧客の高齢化で先行き不安です。若者向け商品も仕入れていますが売れません

    
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Q:顧客の高齢化で先行き不安です。若者向け商品も仕入れていますが売れませ...

 長くご商売を続けたいと思っていらっしゃるのですね。

 「現在の顧客が高齢化したら将来は誰が買物してくれるのだろう」と不安なのでしょうが、この不安が“今”の売上げをなくす原因だと気付いてください。

 お客は不安を感じさせる店で財布を開きません。
 お金とは「価値の保存システム」です。

 額面1万円のお金には、服にもディナーにも旅行にも何にでも交換できる1万円の価値が宿ります。あなたの店で買物してくださる人は、この何にでも交換できる価値を諦め買物してくださるのです。
 1万円の買物は、その後ろにある何万円もの価値を捨てて「この商品を買う」という決断なのです。

 あなたが先行き不安だからいろんな決断ができずにいるように、お客さまも不安を感じると買う決断ができなくなります。

 お客さまに不安を伝染させている場合ではありません。
 あなたのお客が高齢化していようが若かろうが、売上げをつくる方法はた一つです。このお客さまを最大限喜ばせることです。

 高齢化したお客さまをもっと喜ばせるには、何ができるか考えると、未来がつくれます。だってね、人は100%年をとるのです。誰もが年をとったときに、うれしいと感じられる店になっておいてこそ未来があるのです。

 高齢化に優しい状態は、若い人にも受け入れられます。ショッピングセンターや百貨店でも、椅子が置いてあれば人は年齢関係なく座っています。自分を気遣ってくれる店は、全人類が好きです。

 どんな年齢の人も「あなたには年寄り向きの商品を」とか「あなたには若者向けの商品を」と決めつけられては、押し付けにしか感じられません。
 その「○○向け」とは誰の基準なのでしょう。
 目の前のお客さまをしっかりと見つめてください。
平均的な人なんて、存在しませんよ。私たちは、切り張りされてつくられたわけでは、ありません。

 たった一人のお客さまを見つめ、プロとして「何を勧めるか」「何を伝えるか」を考えて言葉にしましょう。商品の仕入れも同じです。平均的な人なんていないのに、若者向けとか存在しませんからね。

 店の思いは具体的なお客さまを思い描いてこそ伝わります。人はある日突然に好みが高齢化するのではありません。高齢化とか若者とか、目の前のお客さまを見えなくする記号です。

 あなたのお客さまは誰ですか?しっかりと見つめて、今日その人を喜ばせるために何ができるかを考えたら、不安なんてなくなりますよ。


 A:高齢化、若者向けなんて単なる記号です

この記事は
株式会社ごえん 代表取締役社長
地域商店コンサルタント
山田文美(やまだあやみ)
が書きました。

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