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Q:広告費は無駄だから減らせと言われます。適正金額は売上げの何割ですか?

    
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Q:広告費は無駄だから減らせと言われます。適正金額は売上げの何割ですか?

 商売は猟と似ています。

 捕獲した獲物の肉や毛皮を売って、次の猟に使う物を仕入れ、生きるための食糧などを買います。まだ一頭も捕獲できていないのに、あれこれお金を使う算段だけすることを「捕らぬたぬきの皮算用」と言いますね。商売に置き換えたら、未来の売上げは「捕らぬたぬきの皮算用」と同じです。「毎月の売上げは保証されておらず、確定しているのは支払いのみ」というのが商売ですから。

 猟に必要な鉄砲や猟犬といった道具は、最初の一頭を捕獲してから手に入れたでしょうか。いいえ、猟を始める前に用意しますね。

 商売における広告宣伝費は、この道具と同じです。
 売上げの何割が適正かなどと考えて準備はしません。手持ちのお金でできる限りの備えをします。道具がなくては猟ができないので、無駄だとも思いません。

 猟を成功させる条件は
 ①道具があること
 ②できるだけ良い道具を使うこと
 ③猟に出続けること
 ④技術の練習をすることの4つです。

 商売に置き換えてみたら
 ①広告を出す
 ②広告反応のアップを工夫する
 ③広告を出し続ける
 ④専門技術を磨くの4つになります。

 時々「広告は儲かってからやってみます」などと言う人がいますが、「ダイエットのためにスイミングに行くのは痩せてから行きます」というのと同じくらい本末転倒でしょう。

 広告に適正金額はありません。手持ちの現金から、毎月続けられる額を使い続けることが適正な広告費用の使い方です。
 毎月300円しか予算がなくても、店の前を通る人への張り紙はできます。無料のブログやSNSも始められます。
 3000円あったら、自分で書いたチラシをコピーしてポスティングしたり、フェイスブックに広告を出せます。
 3万円あったら、新聞折り込みが始められます。地域情報誌の広告枠が買えます。
 30万円あったら、もっと使い道が増えますね。

 広告ができることはたった一つです。売上げづくりではなく、あなたの目の前にお客を連れてくることです。広告を出したから売れるわけではありません。広告が目の前にお客を出現させ、その人に接客し、そこでの寄り添い、提案、技術サービスの提供、そして商品力が購入リピートへとつながっていくのです。

 広告は売上げをつくり出す道具の一つで、最初に使う道具です。最終的にお金と交換してもらうころには姿形がなくなっているから無駄に思えてしまうのかもしれませんね。
 広告経費を削れと言われたら「畑に種をまかないで、どうやって作物の芽が出ますか?」と問うてみましょう。
 そして多種多様な広告を試してください。
 少ない広告費でも反応を上げられるチャンスなのですから。

A:手元にある現金からしか広告費用は払えません

この記事は
株式会社ごえん 代表取締役社長
地域商店コンサルタント
山田文美(やまだあやみ)
が書きました。

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