山田のコンサルティング活動ブログです

無料ポータルサイト掲載は怪しい?うまみとリスク回避の見分け方(店舗・会社向け)

    
無料ポータルサイト掲載のメリットデメリット
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無料ポータルサイト掲載は怪しい?うまみとリスク回避の見分け方(店舗・会社...

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無料ポータルサイト掲載、増えてますよね。でも不安もある

最近、お店や会社を無料で紹介してくれるポータルサイトが増えています。例えば「ココイロ」のように、「地元の人しかしらない良いお店を紹介…」という切り口のサイトもあります。

書いている山田は、岐阜で地域密着店の勉強会「ごえん」を主宰する一方、宝飾雑貨の店も営んでいます。だからこそ、この手の「無料で紹介します」系は、気にならないわけがありません。

ごえんの仲間にも、掲載を勧められるお店が少なくありません。無料と聞いて、効果はともかく不安を感じるお店は多いようです。

  • 後で覚えのない高額な請求をされるのでは?
  • 経営情報の流出や、写真・文章の盗用があるのでは?

山田はこれまで「商人ならタダ(のサービス)を試さない手はない」と言い続けてきました。実際、多くのSNSがそうです。結論を言うと、**無料掲載ポータルサイトも、戦略的に判断して“試す価値はある”**と考えます。

ただし、無料掲載サイトのすべてが安全だと言うつもりもありません。山田自身、無料掲載サイトをすべて知っているわけでもありません。

このブログでは次の順に、山田の考えをQ&Aでまとめます。

  • 無料の仕組みを考える
  • 掲載するリスクを想像する
  • リスクのあるポータルサイトを見分ける
  • 無料ポータルサイトへの戦略的掲載

結論:無料掲載は「戦略的に判断して試す」が正解

無料ポータルサイトのメリットデメリットの見分け方

無料だから即NGでも、無料だから即OKでもありません。
**“自社の販促全体の中で、どう位置づけるか”**が勝負どころです。


掲載無料のワケは?(仕組み)

Q:サイトの作成や維持に必ずコストがかかるはず。それなのに、なぜ無料掲載が可能?

A:受益者(掲載する側)以外がコストを負担しているケースが考えられます。
身の周りにも、実はこういう構造は少なくありません。

Q:無料掲載サイトの場合、受益者以外とは具体的に誰?

**A:①提供会社自身、②提供会社以外(広告主など)**に分けられます。

提供会社がそのサービス以外の事業を展開していれば、他事業の利益で無料サービスを回せる可能性があります。
(例:無料掲載で信頼関係を作り、後で別事業の顧客になってもらう、など)

※ここはあくまで山田の推測です。大切なのは「運営側にとって筋が通るか」を想像すること。

Q:提供会社“以外”が負担するケースって?

A:一番わかりやすいのは広告です。
Googleの検索が無料なのは、広告主が費用を負担している構造があるからですね。

他にも、寄付で運営されているサービスもあります(Wikipediaなど)。

Q:「無料→途中から有料課金」になるかも…が心配です

A:その可能性はあります。
ただ、使ってみて費用対効果に納得できるなら問題はありません。

注意すべきは、課金に変わること自体よりも、そのタイミングと断り方です。
規約に次のような文言がないか、必ず確認してください。

  • 自動更新
  • 解約は〇カ月前までに申し出る
  • 削除は有料
  • 解約金・違約金

掲載後に起きうるリスクは?(想像しておく)

Q:掲載後、金銭以外にどんなリスクが考えられる?

A:大きく3つです。

  1. 掲載内容を勝手に変えられる
  2. 写真・文章など著作物の扱いが危険(権利が運営側に移る等)
  3. 自社HPとの競合(これが意外に厄介)

Q:自社HPとの競合って、具体的にどう困る?

A:無料ポータル側が検索で強くなると、そちらが上に出る可能性があります。
するとユーザーは「同じような情報がもう一つある」と見て、

  • どっちがオリジナル?
  • この会社は何を大事にしている?

と、信用が薄まることがあります。
だからこそ、自社HPは自社HPで価値を上げ続ける努力が必要です。


怪しい無料サイトの見分け方(チェック項目)

Q:怪しい無料サイトを見分ける基準はありますか?

A:あります。まずはここからです。

運営会社の明記(最低ライン)

  • 会社名
  • 所在地
  • 代表者名
  • 電話番号
  • 問い合わせフォーム(あれば信頼度UP)

「不安なら聞いてください」の姿勢があるかどうか、ここに出ます。

運営会社の“本体HP”で実在確認

運営会社名がわかったら、無料サイトではなく運営会社そのもののHPを見に行きましょう。
会社が実在し、事業内容が確認できれば、少なくとも「タダだから即怪しい」は減ります。

「どこで儲けるか」を想像できるか

次に大事なのは、無料にしてなお運営側に利益が出る筋が想像できるかです。

  • 他事業への導線がある
  • 広告収入がある
  • 取引先の拡大や情報収集の価値がある
    など、運営側の立場で考える。

逆に、どう考えても「どこで儲けるか」が想像できない場合は要注意です。

無料掲載ポータルサイトの見分け方チェックリスト

サイト情報の鮮度チェック

掲載店を無作為にクリックして、

  • 実在するか
  • 閉店店が放置されていないか
    など、更新されているかを見ます。

情報の齟齬チェック

無料ポータル上の情報と、

  • 公式HP
  • Googleビジネスプロフィール
    の情報にズレがないか確認しましょう。ズレはクレームになり得ます。

規約・契約書の危険文言チェック

必ず見てほしいのは、利用規約・掲載規約です。

契約してはいけない例

  • 写真・文章の著作権(版権)を全部譲渡する条項
  • 掲載内容を運営側が自由に変更できる条項
  • 謎の違約金、自動更新、解約金、削除有料
  • 解約の事前申告期間が厳しい

プライバシーポリシーも確認

  • オーナー情報
  • 会社情報
    を第三者提供・公開するような文言がないかも必須チェックです。

リスクを自分で見分け、戦略的に掲載する

少し長くなりましたが、まとめます。

「無料だから怪しい」は必ずしも当てはまらない

広告モデルや他事業モデルなど、無料の理由が筋として通るケースはあります。

効果は“無料かどうか”とは別問題

掲載効果は、正直やってみないとわかりません。
ただ、特定のテーマを掲げる無料ポータルサイトは、戦略的に載せる価値が十分あると山田は考えます。

SNSは「看板」/無料ポータルも「看板」になり得る

山田は「SNSは全部やってください」と常々お話しています。
SNSも無料ポータルも、ネット上に出す看板です。看板の数が増えるほど、目に留まる確率は上がります。

ただし、無料ポータルは「原稿の出し方」が超重要

SNSは使い回しでも構いませんが、無料ポータルは違います。
自社HPと同じ原稿を丸ごと載せるのは避けたい

理想は、

  • 自社HPと意味は同じ
  • でも言い回し・表現・写真は変える
    です。

だからこそ、掲載内容をこちらでコントロールできる規約がとても大事になります。

テーマとブランドの整合性も確認する

その無料ポータルの掲載店舗の雰囲気、価格帯、世界観と、あなたの店のブランドが合うか。
合わない場所に載ると、良さが伝わらず誤解されることがあります。

撤退条件(違約金・申請期間)も最初に確認

掲載店舗が増えると、サイトの色も変わります。
合わなくなったら撤退する。そのために、

  • 違約金はあるか
  • 解約申請期間はどれくらいか

を申し込み時に確認しておく必要があります。


まとめ:勝負どころは「販促全体の中での位置づけ」

繰り返しますが、

  • 無料だから危険
  • 無料だから正解

ではありません。
**無料ポータルサイトを“自社の販促全体の中でどう位置づけるか”**が勝負どころです。

この記事は
接客を土台に商品サービスを提供する来店型店舗専門コンサルタント
株式会社ごえん 代表取締役社長 山田文美 が書きました。


追伸:販促全体の設計まで整理したい方へ

もし、

  • 自社HPと外部メディアの役割分担が整理できない
  • どこに掲載すべきか判断基準が欲しい
  • SNSやGoogleビジネスプロフィール、チラシまで含めて販促全体を設計したい

という場合は、ごえんのサポートもご活用ください。

「今の販促のどこが行き詰まっているか」を一緒に見える化し、無理なく、でも確実に積み上がる導線へ整えていきます。

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