Q:スタッフに分かってほしい。自発的に行動してほしいどうしたらいいですか?

あなたは自分が言ったことが相手に伝わっていないと感じられているのですね。一つ確認したいことがあるので質問します。
「それって・・・相手に近くに来てほしいということですか?」
こちらから相手に近寄るのは簡単です。だから悩まなくてもいいはずです。あなたが悩んでいるのは、相手に近寄って来てほしいからですよね。
それならば、次の問いを解いてみて下さい。
「階段を上るのと下りるのでは、どっちが簡単ですか?」
上る方が簡単だと答えた人は、相手に期待することをやめましょう。下る方が簡単だと答えた人は、相手よりさらに一番下に下りましょう。つまり、2段下に下りるのですよ。
上る方が簡単な人は頑張り屋です。いつも目的をもって取り組み、自分から率先して物事を始める行動力にあふれています。だからこそ相手にも同じ事ことを期待してしまいます。
ところが、階段を上ることは多くの人にとって下りることよりも大変です。自分と同じように上ってこいというのは、高見の見物をしながら待っているのと同じです。常に相手に大変なことを期待すると、人生は失望感にさいなまれていきます。相手に上ってくることを期待するよりも、自分が相手よりも一段下に下りたら相手は簡単にあなたに近寄ることができます。
相手に行動させたいなら、自分の立ち位置を変えることです。いつも教える立場なら、相手から教えてもらうことを探しましょう。それは階段を一段下りることです。実際に「教えて」とお願いすれば、階段をさらに一段下りて相手より一段下になれます。ここで相手が教えてくれたら、相手があなたに近寄ってくれたことになり、やっと一緒の位置に立つことができます。
こうなって相手は初めてあなたの言葉を真剣に聞き入れてくれます。相手もあなたも階段は下る方が簡単です。スッタフは自分一人で手一杯ですが、先駆者であるあなたは何人もの部下と一緒の位置に立てます。
スタッフが出来ていることを見つけてたら、褒めることだけに留まってはいけませんよ。「どうやってうまくやったの?」と聞いてあげることです。これを「教えてもらう」と言います。
聞いてほしいのなら先に聞くこと、教えたいのなら先に教えてもらうこと。相手に簡単に行動してもらう方法です。ぜひ試してみてくださいね。
A:あなたもスタッフも共に簡単なことをしましょう
この記事は
株式会社ごえん 代表取締役社長
地域商店コンサルタント
山田文美(やまだあやみ)
が書きました。
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