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Q:商店会売り出しイベントのくじ引きが末等50円引きで盛り上がりません

    
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Q:商店会売り出しイベントのくじ引きが末等50円引きで盛り上がりません

 イベントを盛り上げたいと思ってみえるのですね。商店会の予算にも人手にも限りがある中で50円引きとなったのでしょう。実は景品を豪華にするより大切なことがあります。

 あなたの商品価値は、その商品の価値ですよね。
 お金を等しい価値の商品と交換するのが買物です。
 お客さまが商品に価値を感じなければ、どれほど安くしても売れません。

 では、景品50円の価値は何でしょうか。
 お客さまの「なんだ、たった50円か」を「50円もらってうれしい」に変えるのは、あなた次第です。

 商売は、お客さまが買物してくださった1円の積み重ねから仕入れをして、給料を払い、経費を払うのです。売上げの数字が商売人を生かすから、私は商売人の血はお金だと思っています。

 50円でも価値を感じさせることが商売人魂です。50円が当たってうれしいと思わせることもできなくて、盛り上がりませんとか言っている場合じゃありません。お客さまが「私を喜ばせてよ」と、あなたの商売人としてのセンスを問うているのです。

 景品50円を500円にアップしたら喜ぶでしょうが、商店会と会員店舗が損をしますから商売人失格です。
 仕入額より安く売るだけなら誰でもできますからね。
 そうではなくて、お客さまを喜ばせるにはどうするかと知恵を使って考えるのです。

 一番いけないのは、お買上会計時に「末等50円引きです」と単純に値引きしてしまうことです。
 50円は値引きではありません。お客さまが当たったのです。
 当たりには「おめでとうございます」が付き物ですから、大きな声で表情豊かに「おめでとうございます!」と喜んであげましょう。お店側が喜びもしないでお客さまだけ喜べというのは無理な話です。

 会計後にくじ引きをしてもらい、当たりの50円硬貨は新品ピカピカで別に用意しておくことです。末等が当たったら「幸運の50円です」と大騒ぎして手渡しましょう。ついでに「3個ためるとお茶が1本買えます」とか「5個ためると漫画雑誌1冊買えます」とか「10個ためるとイチゴ1パック買えます」などと使い道を教えると、価値をつくり出すこともできます。

 こうした演出は店側にとって面倒なことです。
 でも、だからこそお客さまは喜ぶのです。

 お客さまは店に効率ばかりを求めてはいません。買物に非日常という楽しみを感じるのがイベントです。だらだら嫌そうにやっている祭りに盛り上がりがないのと同じです。店頭イベントでは店側が真っ先に盛り上がりましょう。

 A:無い物ねだりより知恵を使いましょう

この記事は
株式会社ごえん 代表取締役社長
地域商店コンサルタント
山田文美(やまだあやみ)
が書きました。

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